宮島のヤングダービーの優勝戦は激しいレースでした。バックでも５号艇と３号艇の争いでしたが、２周目は５号艇と２号艇の争いに変わり、２号艇が抜け出したかと思ったら、再び５号艇で先頭に立ち、３号艇が後を追う形になりました。ところが３号艇が妨害を取られたために、確定表示は５－１－６になりました。レースを見ている側からすれば、こんなあもしろいレースはありません。しかし、舟券を買った側からすれば、「なんで」の連発です。いくら若い選手とは言え、「自分の着くらい、自分で守れ」になります。
　ボートの関係者から「面白いレースと舟券が売れるレースは別物」と教えてもらったことがあります。舟券の売れるレースは、１コースが逃げて、２コースが差し、３コースが全速で続くいう単調なレースが多いものです。しかし、本命党にすれば、それで十分なのです。面白いレースは舟券を買っていない人だから、面白いと言えるケースが多いようです。ボートレースのお客さんいっても、同じ考えの人はいません。危ないレースになりそうと思ったら、舟券を少なめに買って見た方が良いのかもしれません。。