2018.06.08
奥が浅いから舟券は当てにくい
今月開催される徳山グラチャンのキャッチコピーは「奥深き、王者たちの世界」です。「ボートレースは奥が深い」と言う人もたくさんいます。しかし、奥が深いのならボートレースを長くやっている人が舟券の勝ち組になって良いはずです。しかし、現実はそうではありまくせん。ボートを何10年もやっているお客さんでも「正解が出ない」とボヤきます。流行のAIなら的中率を上げることはできるでしょうが、回収率となると厳しいかもしれません。サイコロで奇数が出る確率は2回に1回ですが、これは1万回やった上での確率です。短期的には奇数が連続することもあれば、偶数ばかりといったことも起きます。サイコロの数当てを「奥が深い」と言う人はいないでしょう。ボートもそれに似たものかもしれません。フライングスタートという不確定なものがあり、横滑りするハイドロボートがあり、モーターも抽選です。偶然に左右されるような奥の浅いものがたくさん集まっている感じです。舟券に必要なデータをできる限り入手するに越したことはありませんが、舟券を買うときは軽い気持ちの方が良い結果になるかもしれません。