2024.08.23

展開が乱れるから穴が出る

 これは以前紹介したことですが、大村ボートの初開催の初日は5点マークでレースをやりました。2日目に距離を短くし、3日目に現在のような2点マークに変更しています。5点マークから2点マークにした理由の一つは、ボートが沖の方に行くので観戦ができないでした。もう一つの理由は、逆転がないのでレースの面白みに欠けるでした。1マークを回ったままの着順でゴールしたのでは、レースの盛り上がりがありません。選手が操縦技術を発揮する場がなくなるからです。2点マークにしたのは、レースを盛り上げるためです。小回りの利くランナボートのレースを廃止にして、ハイドロプレーンを使ったレースにしたのも、レースを盛り上げるためです。舟券を買った人が「誰にもチャンスがある」と思わせれば、レースは盛り上がります。
 ターンマークの振りが大きなレース場は、競り合いも起きて中穴が飛び出します。それを前提にした舟券を組み立ててください。