2022.09.24
展開は平面図の世界で単純化できる
展開は平面図の世界で単純化できる
ボート好きのマニアが喜びそうなサイトがあります。宮島ボートの関係者が運営している「宮島競艇フリークス」です。その中の「Judge」というコーナーに「スリット写真・航跡表」を解説しています。
本番レースの時に審判長・副審判長が書いているのが航跡表です。進入からスタート、1マークの手前、1マーク直前とレース進行ごとに「/」で区切りながら艇番を書き込んでいます。航跡表さえ見れば、6艇がどういったスタート隊形でスリットを通過し、1マークに行くまでの動き、1マークを抜け出した6艇の位置関係がわかるようになっています。これを見れば、6艇の動きが読めるので、決まり手もすぐにわかります。2周目、3周目は2段目、3段目に書き込む仕組みです。
こんな便利なものを舟券作戦に応用できないかです。頭の中で考えることは大切ですが、それだけでは展開の見落としが出てきます。事前に航跡表を書けば、攻める選手、守りに入る選手がわかり、レース展開が読めるようになります。実際のレースでは不確定要素も出てくるので、事前の航跡表どおりには行きませんが、無駄な舟券は買わなくて済みます。