ボートレースは難しいと言う人がいます。それなら他の競馬、競輪はやさしいのかと言えば、それも難しいと言います。誰もがわかるようなら配当がつきません。外れる人がいて始めて配当がつくのです。ボートレースが始まった頃、場内の予想屋さんに負けないくらい予想紙がありました。時代の流れと共に淘汰されて何社かが残るようになりましたが、関係者から「１社になるのはまずい」と言われていました。理由は１社になると人気が偏りすぎるからです。まだスポーツ新聞がボートの紙面に重きを置いていない時代です。人気が割れるからこそ配当がつくからです。実際、何社かあれば、それなりに印は分散していたものです。舟券が楽に取れた時代はありません。何が難しいかといえば、儲けに持っていくところです。舟券を当てるだけなら点数を買えばいいだけです。３連単なら１２０通り買えば、必ず的中します。しかし、それでは「舟券を買って儲ける」ことができません。