2018.08.06
微差の展示タイムに振り回されるな
展示タイムを自動計測するレース場が増えています。周回展示の2周目バックストレッチのスリット裏から150m区間を計測します。ボートが全速力だと秒速20mになります。0.1秒差があれば150m走って2mの差が出ることになります。ボートの全長は2m88㎝なので0.15秒差だと約1艇身です。これだけ差が出れば着順に関係してきます。しかし、これが0.01だと差はないに等しいものになります。展示タイムをチェックすることは大事ですが、微差なら無視しても構わないでしょう。0.15秒差を基準にしてください。各種タイムも赤い数字(1番時計)が並んでいなければ着順に大きな影響はありません。スタートや展開などといった他の要因で着順が決まります。
展示タイムをチェックするのは1号艇の選手だけで十分です。1号艇が展示1番時計をマークしていれば60%(条件によっては90%)の確率で1着になります。他のコースについては、戸田、平和島を除けば神経質になる必要はありません。