競走水面の狭い戸田は、１マークをスタンド寄りに大きく振っています。地元の選手でも「ターンマークが大きく見える」と言うほど、１マークに接近してターンをしなければなりません。先に回れば１着、回らなければ着外と思いがちですが、戸田の決まり手を調べてみると「抜き」がかなりあります。それは１マークだけでなく２マークの振りも大きいからです。１マークを回って直進すると２マークに接近しすぎたターンになるからです。地元の走り慣れた選手はバックを走るときは対岸の堤防に高い位置を走り、２マークのブイ際を差すようにして先行艇を抜き去ります。周囲展示でも２マークを回るとはに前に押す感じでないと、そのターンができません。流れ気味だと、それができません。周回展示でチェックしてください。