2019.03.19

戸田シード番組の4コース1着率は43.5%

一般戦で4号艇にA級選手をシードしているのが桐生1R「一獲千金レース」と戸田2Rの「ウィンウイン2」です。それぞれの4コースの成績を比較してみると、桐生の1着率は37.4%に対して戸田は43.5%とシード番組の1着率でも戸田がリードしています。
戸田の4コースが強い理由は、コースのレイアウトです。東京オリンピックの漕艇会場だった戸田は、全国で一番競走水面の狭いレース場です。幅が107.5mしかなく、1マークのバック側の広さを確保するために1マークをスタンド寄りに振っています。ターンマークを振っているかといって、スタートラインから1マークに到達するまでの距離は、直進した場合と斜めに走った場合は、直進した方が約55㎝距離で得をするという計算結果が出ています。ボートの全長は約3mなので、同じスタートを切っても直進した方が6分の1艇身有利です。