2020.03.23
散らしておけば良いこともある
舟券を買う人の購入パターンは2種類です。少ない点数で本命勝負するか、多点買いで高配当を狙うかです。少ない点数で高配当が取れれば、それに越したことはありませんが、そんなうまい話はありません。たまに高配当が当たったとしても、継続することはありません。高配当は予定調和が崩れることで発生します。選手どおしの考えと行動がピタリと合えば本命配当になりますが、6選手の思惑と行動が一致することはありません。隣どおしの選手が折り合っても、見えないところからの動きは読めません。不確定を前提にすればどうしても舟券は多点買いになります。「3着は流せ」「裏は返しておけ」といった格言は経験から出たものです。無視できません。多頭数の競馬や9車立ての競輪だと散らし買いは膨大な点数が必要になりますが、ボートだと3着流しで4点です。3点に絞るなら、あと1点増やしても金額は大して変わりません。コマセを撒く感覚です。