2024.12.29
数字にこだわると本命しか取れない
全国のレースデータが誰でも入手できるようになったのは1996年からです。そのデータを活用していろいろなサイトが誕生しています。ひまひまデータが先駆者ですが、その後にウォーターサイド、艇国バンク、ボートレース日和などが生まれ、さらに選手が見たくなるようなサイトもできました。スマホでそうしたサイトを積極的に活用して舟券を買っている若い世代も多くいます。ここで問題になるのは、データのほとんどが選手に関するデータということです。競輪のように脚力勝負なら選手データは貴重ですが、ボートレースはモーターの動きが選手の動きを決めます。捲りたいと思っても1マークで後方位置なら捲れません。中間整備、シリーズ中の部品交換もあります。セット整備をすれば、それまでモーターが持っていた数字は役立たずになります。選手データだけだと勝利の高い選手が勝つことしか答えが出なくて本命しか取れなくなります。