2024.12.19

旬レーサー 中野 仁照(愛知・23歳)

5197中野 仁照(愛知・23歳)

ゼロ台のスタートが決まり始めると好成績を残す

 9月蒲郡のルーキーSで初優出、初優勝しました。1月からは初のA級昇級です。スタートが早くなってきたのが好成績の要因です。最近の成績は、1コースと4コースからの強気の攻めが決まっています。1コースの3連率は95%、4コースの3連率は75%もあります。ダッシュ戦では差しに構えることはありません。全速で捲りを決めるか、捲り差しで抜け出すかです。伸びに特化した調整をしているわけではないので、展示タイムで抜けてなくてもスタートで先手を取って捲ります。ゼロ台のスタートが決まり始めると成績がアップします。

目標はSGの常連になること

「親の知り合いに香川の三嶌誠司さんがいて、いろいろ話を聞ける機会がありました。ここまで順調だとは思うけど、決して満足はしていません。ただ、最近はプロペラ調整が少しずつわかるようになってきました。それに今まで練習してきたことが、レースでも出せていますね。三嶌さんがA1級でいるため意識されているのが“大敗をしないこと”とうかがったので、そこを自分も取り入れて、道中は後方であっても、1つでも上の着順を目指しています。
 師匠は橋口真樹さんです。レース後に連絡が入ってアドバイスをくれたり、プロペラの情報交換はしています。愛知2場で開催があれば練習にも行きます。オフの時は練習以外だと家族で出かけることが多いですね。初優勝を決める直前の鳴門で三嶌さんと一緒になって、“やるからには上のレベルで走らないと意味がない”と言われました。その直後の優勝だったので率直に嬉しかったです。それに、いずれはSGの常連になりたいし、来年はたくさん優勝がしたいですね」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)

●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…16回 捲り…7回 捲差…5回 差し…2回 抜き…1回
※出場予定…下関・一般=12月19日~25日