４２３８毒島　　誠（群馬・３９歳）

周回展示の初動の安定感で調子判断ができる

　ＳＧ優勝７回、ＳＧ連続出場記録７５回の輝かしい戦歴を持っていますが、最近の流れが良くありません。今年の前半は多摩川周年、大村周年で優勝しましたが、ＳＧの優出はありません。さらに、９月以降のＧⅠでも優出なしです。準優に進出しても１号艇で乗ることがないので、惜敗します。好調か不調かは周回展示を見ればわかります。全速に近いスピードでターンをするので、ターンの半径が大きくなります。うまく返ってきていれば好調サイン、押さずに流れていれば不調サインです。以前、「周回展示の時にボートの腹が見えていたら良くない」とコメントしていました。初動からターンに入る時に、ボートが暴れ、底が見える状態のことです。参考にしたいと思います。

レースの流れが良くない

「最近の調子は良かったり悪かったりで…、まあ良くはないですね。レースでの流れが良くないです。自分でうまく引き寄せられていないですね。でも、調整自体はよくできていると思います。どんなエンジンを引いても対応して、それなりの足に仕上げられているんじゃないかな。今は昔みたいに出足寄りだけにしているわけではないですね。意図的にです。伸びを求めてやったりもしていますよ。まあとにかく流れが良くないですね。そこに尽きると思います。
　鳴門はデビュー初Ｖの水面。１８年にはＧⅠを２回優勝できたけど、最近に関してはあまり良くないんじゃないかな。通算で４回優勝しているけど、そんなに良いイメージっていうのはないですね。年末に向けてリズム良くですか。それはそうなんだけど、まあ、なるようにしかなりませんからね。頑張るだけです」
（マンスリーＢＯＡＴＲＡＣＥより抜粋）

●１着決まり手(過去６ヵ月)
逃げ…２３回　捲り…３回　捲差…６回　差し…５回　抜き…１回
※出場予定…ＧⅠ鳴門周年＝１１月３０日～１２月５日