2023.05.31
旬レーサー 篠崎 元志(福岡・37歳)
4350篠崎 元志(福岡・37歳)
ダッシュ戦での成績は不振
2016年の高松宮記念から特別競走の優勝から遠ざかっています。2020年を除いてSGで優出しているにも関わらず、特別競走は22連敗です。ただ、特筆すべきは6着大敗が1回しかないことです。レースに対する篠崎の姿勢のようなものが窺えます。特別競走の優勝がない理由の一つは、負傷を押して出場した2016年のグランプリです。SGで優勝した当時のターンのスピードが戻らないままです。元々、ターンで勝負する選手だったにもかかわらず、ターンスピードが落ちると勝てるレースも限定されます。最近の成績を調べてみると、1着を取れるのはスロー発進です。ダッシュに回ると、カド戦でも2着が限界です。5コースの3連率は1桁台です。外枠だと舟券からはずとの対象になっています。巧さだけでは勝てないのが最近の篠崎です。
蒲郡に対する嫌なイメージはない
「3月平和島クラシックの優勝戦では良いレースができました。GⅠ以上に限れば去年5月宮島オールスター以来の優出で、久しぶりに良い仕事ができたかなって感じ。F休みで2月はほとんど休んでいたけど、その分はしっかり取り返せたかなと。
最近の調子とかリズムは良かったり、悪かったりであまり変わっていませんね。蒲郡はGⅠ初優出とか15年8月のメモリアルで2度目のSG優勝を飾ったりと思い出があるし、全国24場の中でも凄く良いイメージを持って臨めるレース場。いろんな経験とか節目になるレースもさせてもらっていて嫌なイメージが沸かないです。
毎年グランプリには行きたいなと思っているし、仁志と一緒に兄弟で行くのが一番の理想。クラシック準優勝で賞金の上積みができてモチベーションも上がりました。ここからさらにモチベーションを上げて、年末までしっかりと走って行きたいです」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…16回 捲り…4回 捲差…3回 差し…2回 抜き…1回
※出場予定…GⅠ蒲郡周年=6月1日~6日