2025.09.02
旬レーサー 長田 頼宗(東京・40歳)
4266長田 頼宗(東京・40歳)
全グレードの優勝歴がある自在派
デビューしてからの優出173回、優勝53回の長田ですが、記録に残る偉業があります。それは全グレードでの優勝です。初優勝は2007年12月住之江の一般競走です。2013年に唐津のGⅢ酒の聚楽杯、2015年に住之江のSGグランプリシリーズ、2018年にGⅠ平和島周年、びわこでGⅡびわこMB大賞で優勝しています。同じような記録を持っているのは今垣光太郎、松井繁、峰竜太といったトップ級の選手です。全グレードで優勝歴のある選手の特徴は、どのコースからでも勝てるということです。自在派の証です。最近の長田の着順傾向は、予選突破率の高さです。5コースからの捲り差しが決まります。外枠での大敗の少なさが予選突破率の高さにつながっています。
平和島は行き足、ターン力系統を重視
「平和島の今回のモーターにそこまで乗ってないけど、自分の中で調整は上手く合っているかな、という手応えは感じています。平和島は最後の伸びとかは一旦置いといて、基本的には行き足、ターン力系統を重視しています。スローからやられないような方向で仕上げています。
佐藤隆太郎くんがSG2つ獲って、グランプリ出場を決めてるので、やっぱり東京支部としてもう1人か2人行けるようにしたい。自分のチャンスとしては、GⅠを積み重ねるか、まだメモリアルもあるので、そのどちらかで結果を残せば、チャレンジカップに繋がって、グランプリに出られるかもと思うんですけど。やっぱりその中でもメモリアルと、特に地元の平和島と多摩川の周年でどれだけ結果を残せるかですね。今の目標としてはやっぱりその辺でしっかり活躍したいですね。
それに5月のGⅡでは最後の最後に優出1枠で敗れて凄く悔しい思いをしたので、その借りを今回でしっかり返したいと思います!」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…23回 捲り…6回 捲差…8回 差し…3回 抜き…1回
※出場予定…GⅠ平和島周年=9月4日~9日