４８０４高田ひかる（三重・２８歳）

４カドよりも３コースの方が舟券信頼度が高い

　高田が超伸び型仕上げを始めたのは、２０２１年に入ってからです。２０２０年の暮れに本体整備の挑戦を始めています。チルトは０度か０．５度ですが、プロペラとモーター調整で伸びを引き出しています。プロペラは藤山翔大、モーターの調整は野添貴裕から教えてもらったとコメントしています。野添からはスロー、ダッシュの時のモーター調整を教えてもらいました。チルト３度を使わずに超伸び型にできるので、大外から一発という走りではありません。
　最近のコース別成績調べると、１コース１着率は７６％もあります。４コースのカド戦の１着率は３３％で、期待した程の数字を残していません。むしろ３コースからの１着率が４０％近くあり、３連率は７５％です。舟券の信頼度は３コースの方です。６コースはスタートを決めるものの、ほとんど１着を取れていません。

足の差が出やすいこの時期は好き

　「今年はまだ優勝がないけど、少しずつスキルアップはできているかなと思います。混合戦を走る機会も多くて、いろいろと学ばせてもらっています。
　今年はモーターの引きがあまり良くないなかで、蒲郡レディースＡＳで優出できたのは良かったし、最近はスタートに対しての意識を少し変えて、それも３月くらいから少しずつ形になってきました。　
　５月は好きな時期です。温水パイプも外れると調整がしやすいし、足の差が出やすいです。自分が出せば出すほど、差をつけることができますね。
　浜名湖はレディースＣでＧⅠ初優出ができた水面。そんなに良いモーターではなかった２月地区選でも、整備してそこそこ戦えるレベルに引き上げられました。
　過去に出場したレディースＶＳルーキーズは、みんなで盛り上がって楽しく過ごせたけど、まだ優出できてないし、団体戦で負けてます。今度は自分が優出して、団体戦も勝てるように頑張りたいですね」

●１着決まり手(過去６ヵ月)
逃げ…２６回　捲り…２６回　捲差…３回　差し…２回　抜き…２回
※出場予定…浜名湖・レディースｖｓルーキー＝５月５日～１０日