2025.04.29
最新流行舟券1=2=3ボックスの買い頃
3連単の予想で、1=2=3のボックスを推奨するのは舟券を知らない素人だと言われてきました。ところが、最近のレースをみていると、1→2→3で決まるはずのレースが1=2=3のボックスで決まるケースが目立つようになっています。4月平和島のヴィーナスSの5日目は、1R3-1-2 2690円、2R2-3-1 9960円、3R1-3-2 5600円と3レース連続で1=2=3のボックス目が出ていました。
3月若松のSGクラシックは1節間に1=2=3のボックス目が16回も出現していました。3連単で万穴配当もありました。以前よりも1=2=3のボックスが増えている感じです。実際どうなのか調べてみました。
●年別1=2=3の出現率
2021年 1月~12月 17.9%
2022年 1月~12月 17.9%
2023年 1月~12月 17.5%
2024年 1月~12月 17.8%
2025年 1月~4月25日 18.5%
3連単出目 出現率 平均配当 回収率(1月~4月)
1-2-3 7.5% 1163円 87.1%
1-3-2 5.5% 1472円 81.5%
2-1-3 2.3% 3522円 82.6%
2-3-1 1.0% 6848円 69.0%
3-1-2 1.3% 5368円 70.3%
3-2-1 0.8% 8523円 68.2%
●グレード別1=2=3の出現率(過去1年間)
SG 21.1%
GⅠ 18.9%
GⅡ 18.6%
ルーキー 15.5%
オール女子 19.1%
マスターズ 18.4%
一般戦 17.7%
グレードが高いほど1=2=3の決着が増える
データを調べると今年に入って1=2=3のボックス目が増えているのがわかります。チルトを跳ね上げる特定の選手を除いて、大半の選手が大敗をしないように出足関係を仕上げます。4コースからのダッシュ捲りが決まらない分、スロー3艇の決着が増えているということです。
ただし、ルーキーのようなスロー発進に慣れていない選手がいるとスロー3艇の決着が減ります。グレードが高くなればなるほど1=2=3の決着が多くなるのは記憶しておきたいところです。SGの準優になると出現率は30%もあります。ダッシュ勢の攻めが不発に終わりそうなレースを選択すれば、的中率が上がり、回収率をプラスにもって行ける感じです。