2025.05.09
横一線のスタートが崩れたらレースは荒れる
5月から級別審査基準が変わっています。途中帰郷とフライング対策のためのルール改正です。A2級の最低出走回数が70走から80走へ、B1級が50走から65走へ増えています。2本目のフライングの事故点も30点(優勝戦は50点)になったため、フライング2本の選手はA級になれないどころかB2級になる危険性も出てきます。選手は自己防衛のためにスタートを控える選手が出てきます。その結果、横一線のスタートが崩れてきます。これまで1コースが逃げるは「2コースのカベ」が必要でしたが、そのカベがなくなるかもしれません。中枠の選手がスタートを控えると外から捲りや捲り差しを決めやすくなります。1コースが強いと思い込んでいても、それが裏切られるケースが出てきます。シリーズの入ってからのスタートに注目です。一人でもスタートの慎重な選手がいれば波乱を想定した舟券が必要になります。