2024.09.17

第10回ヤングダービー=桐生 ドリーム戦で3着以下の選手に優勝なし

 ヤングダービーに名称を変えてから、これまで完全優勝をした選手はいません。オール3連対で優勝する選手はいません。しかし、オール3連対で優勝した選手は6名もいます。着外が1回だけの選手が3名、着外2回が1名です。序盤で優勝する可能性の高い選手を特定できれば、その選手を追い続けた方が良いということです。初戦で着外になった選手は1名もいません。ドリーム戦で3着以下になった選手の優勝はないとデータが教えています。

●ドリーム戦出場選手の初戦成績(上段洋数字がコース、下段〇数字が着順)
選手名 初戦10場所成績 決まり手
4939宮之原輝紀(東京) 3536651114 逃げ 捲り 捲差 差し 抜き
③⑥⑥①③④①①②① 16  5  6  0  5
※1枠で強さを発揮しても中枠の捲りが少ないので中間着か。

4907小池 修平(大阪) 4146524433 逃げ 捲り 捲差 差し 抜き
①F①③①④⑥①②① 18 15  8  2  3
※F2本もモーター出しでカバーし2コース3連率は89%。

4831羽野 直也(福岡) 5433243621 逃げ 捲り 捲差 差し 抜き
⑤⑥③③②②③④①② 15  3  4  4  1
※3枠で3着が3本ある。3コースは差しが多く展開次第に。

5121定松 勇樹(佐賀) 1144423412 逃げ 捲り 捲差 差し 抜き
①①②①⑤①③失①⑤ 22  9  2  2  5
※一発切りのハンドルで1着取り、失敗すれば着外に落ちる。

4851関  浩哉(群馬) 41366514欠6 逃げ 捲り 捲差 差し 抜き
①①⑤②⑤②①②欠⑤ 22  4  2  6  3
※5枠の1着は少ないが2、3着はあるので軽視はできない。

4980佐々木完太(山口) 6611326222 逃げ 捲り 捲差 差し 抜き
②⑥①②①⑥③④③② 13  1  4  2  4
※6枠の平均Sは0.18と遅い。コーナー勝負に活路になるか。

定松の4コース1着率は21%

 ドリーム戦のメンバーは走りの読める選手が多いようです。宮之原は過去6ヵ月間の1コース1着率が73%と高めです。2連率は96%もあるので、ドリーム戦で1着軸から外せません。捲りで攻めるのは小池と定松です。小池をうまく使うのが羽野、定松を使うのが関と定松です。3着まで入らないと優勝確率が下がります。定松が羽野の上を攻めることができるかどうかで、外枠の出番が決まります。定松の過去6ヵ月間の4コース成績は、14走して1着3回、2着1回、3着2回、着外8回です。やや不満の残る成績です。いずれにしてドリーム戦で3着で入った選手は、2日目以降も狙い続けた方が良いでしょう。