2020.07.06
第2回全国ボートレース甲子園=三国 舟券作戦
第2回全国ボートレース甲子園=三国 舟券作戦
ボートレースには全国で18支部あります。ボートの選手になると、必ずどこかの支部に所属しなければなりません。しかし、全国の都道府県は48あり、福岡支部には福岡県、熊本県、鹿児島県、宮崎県、大分県出身の選手が所属しています。福岡県に住居を移した選手もいますが、出身県からレースに出場している選手もいます。
かつて全国地区対抗と呼ばれる地方色のあるSGがありました。ボートレース甲子園はもっと地方色出したものです。わずか1名しかいない出身県もあります。そうした県の選手は、スタート事故をしないかぎり、毎年出場できます。一方、東京都、大阪府、福岡県のように大所帯のところもあり、ボートレース甲子園に出場するには、かなり厳しいところもあります。そのため、GⅡでもボートレース甲子園特有の舟券の傾向が出てきます。
●高配当を狙うなら前半よりも後半のレース
出身地の勝率上位の選手が出場するボートレース甲子園は、実力差の大きなレースです。SGで活躍する選手の中に、B1級が6名も入っています。当然、B1級は前半のレースで走ることが多くなります。オールB級戦でも組んでくれれば良いのですが、それは
選手数の関係でかないません。B1級は毎日のようにA1級との対戦を強いられます。その結果、A1級が上位着を独占するので本命配当が多くなります。一方、後半のレースになるとSG級が対戦するので、1号艇が負けると高配当が飛び出します。
第1回の3連単万穴出現
初 日 6R、7R
2日目 1R、11R、12R
3日目 2R、7R、10R
4日目 10R
5日目 9R
最終日 9R、11R、12R
●少数選手の出身地でも強い県がある
出身地でボートの選手が1名しかいないのは、秋田、山形、鳥取の3県です.2名しかいない岩手でも菊地孝平と中澤和志といったSG覇者がいる出身地もあります。出身地よりも現住所や支部の方を優先して考えてください。
●準優勝戦に進出するのはオールA1級
実力差の大きなレースなので、予選4日間にB1級やA2級の選手が淘汰されてしまいます。モーターを出すレベルが違うだけでなく、スタート、ターンに明らかに差があるからです。第1回大会は準優ベスト18は全員A1級の選手でした。予選期間中の舟券貢献度はA1級の方が高いと言うことです。
●1着を取れないまま6日間走る選手がいる
B1級やA2級に低調機が当たると、いくら頑張っても上位着が取れません。序盤のレースで、舟券の対象外になる選手を見つけておくと、ムダな舟券を買わなくてすみます。
●3連勝する選手はいない
グラチャンとオーシャンのSGの谷間に開催されるGⅡだけに、SG級でも体重がオーバー気味の選手もいます。55kg超で浜名湖入りしていた選手は、濱野谷憲吾、寺田祥、茅原悠紀、西島義則の4選手でした。54㎏もかなりいました。体重オーバーの選手は人気になっても惜敗して高配当を提供します。今回も初日の体重チェックを欠かさない
ようにしてください。
●SG級は2着で受けろ
優勝戦に出場した選手の成績を調べると、予選では1着よりも2着の方が目立ちます。1枠なら1コースを取って逃げますが、他の枠だとコーナー勝負に持ち込んで2着に食い込むレースです。格上だから1着軸にするのではなく、2着受けもやっておいてください。
●第1回浜名湖ボートレース甲子園優勝戦成績
着 艇 選手名 展示タイム 進入ST 節間成績
1 5 今垣光太郎 6.59 ④ 14 ③①④②②②準2優1
2 6 徳増 秀樹 6.67 ⑤ 13 ②②④①⑤①準2優2
3 3 中田 竜太 6.62 ③ 24 ③③①②①⑥準1優3
4 2 峰 竜太 6.69 ② 22 ①②④④②①準1優4
5 1 桐生 順平 6.60 ① 21 ②④①②②①準1優5
6 4 茅原 悠紀 6.51 ⑥ 11 ①②②④①②準2優6
2連単 5-6 3960円
3連単 5-6-3 24550円
●第1回大会で出現回数の多かった出目
134、124、123、142、165、316