2025.11.24
第28回チャレンジカップ(福岡) 舟券のポイント
グランプリの出場権を決めるラストバトルがチャレンジCです。グランプリには18名が出場できますが、3日目のトライアル2ndから出場できるのは6名です。1号艇にシードされるのは獲得賞金1位と2位の選手です。佐藤隆太郎はフライング休みでチャレンジCに出場できません。2位茅原悠紀、3位池田浩二が佐藤超えをする可能性が高くなっています。2ndのボーダーは1億円になりそうなので、まずは優出がノルマになるでしょう。
初日からのトライアル1stは獲得賞金7位~18位が出場します。こちらのボーダーは7500万円あたり。菅章哉が7063万円で18位です。19位は7052万円の瓜生正義が続いています。チャレンジCを開催する福岡はチルト1.5度までしか使えません。助走距離が短い福岡だけに、菅がどこまで持ち味を発揮できるかです。
●チャレンジC賞金表
優勝戦 1着 2着 3着 4着 5着 6着
3700万 1410万 1060万 890万 840万 790万
特別選抜 1着 2着 3着 4着 5着 6着
308万 208万 158万 128万 108万 93万
季節は冬間近、うねりに対応が鍵
福岡のこの時期は北からの季節風が強く吹く日があります。博多湾からの風だと満潮時間にうねりが入ってきます。1マークのバック側に台船を設置してうねりが入ってくるのを避けていますが、それでもうねりは発生します。那珂川との流れとぶつかり合うので不規則なうねりです。江戸川のように読めるうねりではないので、満潮時は「1マークに行ってみないとわからない」が正直なところです。
うねりに対応できる選手と、そうでない選手が出てきます。福岡勝率の高い選手は、うねりに対応する力を持った選手です。そうでない選手は、満潮時で北風が吹いているときは評価を下げた方が良いでしょう。
チャレンジC期間中の潮汐は午後から満潮時刻を迎えます。優勝戦日は潮位差の小さな若潮ですが、博多湾からの風が吹くとうねりは避けられません。
●福岡勝率ベスト5 ●福岡勝率ワースト5
1 原田 幸哉 9.14 1 森高 一真 5.50
2 茅原 悠紀 8.82 2 西山 貴浩 6.36
3 石渡 鉄兵 8.48 2 片岡 雅裕 6.36
4 峰 竜太 8.33 4 菅 章哉 6.63
5 山田 康二 7.90 5 塩田 北斗 6.66
(集計・過去福岡3年間)
季節は冬間近、モーター調整が当たっている選手
猛暑日から一気に気温が下がった日が続きます。キャブレターの凍結防止パイプは装着されているものの、選手は気温の対応を迫られてます。特に気温の変化が大きな11月に入ってからモーター出し苦労する選手が多く見られます。本来ならターンで事故の少ない選手でも、2日連続して事故に遭うといったことも起きています。今期に入って好成績をマークしている選手の方がチャレンジCで活躍する可能性が高くなります。
●今期(11月以降)勝率ベスト5 ●今期勝率ワースト5
1 峰 竜太 9.36 1 西山 貴浩 5.13
2 原田 幸哉 8.29 2 篠崎 元志 5.33
2 桐生 順平 8.29 3 大上 卓人 5.35
4 新田 雄史 8.21 4 石渡 鉄兵 5.41
5 大峯 豊 8.00 5 菅 章哉 5.59

