2021.10.24

第68回ダービー=平和島は、4号艇を極めろ-1

第68回ダービー=平和島は、4号艇を極めろ-1

 第68回ダービーを開催する平和島は、風を読むことが舟券作戦のポイントです。春から夏は追風、秋から冬は向風が吹き、風向でレースの方も一変します。昨年のこの時期の風を調べると、5mまでの向風がほとんどです。ただ、急激に気温の下がるような日は5mを超える向風も考えられます。向風で出番が増えるのが、カドの4コースです。枠なり進入を前提にすると、4号艇の取捨が重要になります。

●平和島 過去1年間の風別コース成績(集計・BoatAdviser)
・向風 1着率 2着率 3着率 ・追風 1着率 2着率 3着率
1コース 41.0% 19.3% 13.0% 1コース46.8% 20.8% 10.9%
2コース 17.7% 24.6% 17.1% 2コース19.2% 23.5% 17.8%
3コース 17.7% 17.4% 15.6% 3コース14.0% 20.3% 19.0%
4コース  9.8% 20.1% 22.2% 4コース12.6% 16.9% 18.0%
5コース 11.4% 13.3% 18.8% 5コース 6.0% 11.4% 19.8%
6コース  4.0%  7.1% 15.2% 6コース 2.3%  8.4% 15.7%

向風だと1コースが弱く、4コースの2、3着が増える

 平和島の過去1年間の風別コース成績を調べてみると、1コースの1着率に大きな差が出ています。向風で41.0%しかないコース1着率が、追風だと46.8%まで上がります。5、6コースは向風になると強くなり、追風の倍スコアです。4コースは顕著な差は出ていませんが、2着、3着率は向風の方が遙かに上です。3連率は50%を超えるので、向風のときき4コースの取捨が大きなポイントになります。

◎マンスリーBOATのツイッターでは、桧村VS土屋編集長「下関ミッドナイトレース 10R、11R、12Rの予想バトル」をアップします。展示航走が終わり次第、フォーカスを出します。この期間中にこのツイートをフォローしてリツィートしてくれた方の中から抽選で5名様にクオカのプレゼントもあります。