2018.07.06
簡単にイメージできる高配当は滅多に来ない
「イン競りがあればカド捲りから」「捲りの横隣りは宝の山」といった舟券
格言があります。高配当を狙う上で、いつも頭の中に入れておきたい格言で
す。しかし、簡単にイメージできる高配当の展開は、期待したほど成立しませ
ん。スタート展示で派手なイン競りをすると、本番では大人の対応で大きく2
マークを回した進入をして折り合います。むしろ、スタート展示とコースが変
わった時の方が深いインになるものです。レースが終わってから「考えられな
い」といったボヤキが聞こえてきます。走る側は、どうすれば上位着順を取れ
るか考えています。最初から負けるといった作戦は取りたくありません。中ヘ
コミになってつぶされそうなら、少しは早いスタートを決めてつぶされないよ
うにするものです。高配当は次善の策の中から飛び出すことが多いようです。
参考までに。若松ナイターの竹井貴史の初優勝は、スタート展示と本番のコー
スが変わったことが決め手になりました。