2025.12.17

舟券で勝つと誉めるが、負けると同情なし

 グランプリは舟券を買う者にとって、舟券の総決算という意味を持っています。これは以前の話ですが、1年間働いてコツコツと貯めたお金をグランプリにすべて注ぎ込む人がいました。勝てば大きなお金が残ります。負ければ1年ただ働きのようなものです。それでもその人は勝っても負けても充実して6日間を堪能していました。今も同じようなことをやっていると思います。しかし、これはあまり勧めた舟券の買い方ではありません。よくあるのが数人で来場してお客さんが男気を出して万張り1点買いをします。横から見ていると勝負師に見えます。勝てばみんなの前でドヤ顔になり、その日のお酒はすべて奢りです。奢られた方は誉め上げます。しかし、良いことばかりとは限りません。舟券が外れると口では同情しても心の中では同情なしです。舟券の世界はそういう世界なのです。