2026.08.15
舟券即戦力!オリジナル展示タイムの正しい見方-1
展示タイムを公表したのは1986年4月の尼崎です。展示タイムのメモを取るお客ばかりでした。それほど舟券に貢献するデータとして活用していました。最近はさらに展示タイムを細分化したオリジナル展示タイム(江戸川を除く)が公表されています。1番時計が並べば「モーターが出ている」といった判断ができます。それだけは十分ではないと、各項目ごとの平均順位を出すことで、選手のモーター調整の方向性などが分かるようなりました。オリジナル展示タイムの見方を基本から見直す必要に迫られています。
●オリジナル展示タイムに出る選手の個性
選手名 展示平均順位 1周平均順位 回り足平均順位 直線平均順位
菅 文哉 1.21 4.79 4.08 3.18
守田俊介 5.67 2.59 2.30 3.67
過去6ヵ月間のオリジナル周回展示の各項目について平均順位を出したものです。チルトMAXで走る菅は、伸び型を仕上げて捲りを決めてきます。プロペラを含めたモーターの仕上げは「超伸び型」です。展示タイムの平均順位は1.21とほぼ6選手の中でトップタイムを出しています。ところがチルトMAXにすると、プロペラが水面に近くなるのでターンが不安定になります。周回展示のターンは慎重になるので1周タイムの平均順位は遅めです。回り足も遅めです。菅の周回展示は伸びだけに注目して、ターンは無視しても良いということです。
展示タイムでワーストの守田俊介は、菅と対照的です。コーナー勝負が武器の選手だけに伸びは求めていません。そのかわり回り足にはこだわっている感じです。ターンにスピードがあるので1周タイムも悪くありません。
選手が実戦の舟足に何を求めているかオリジナル展示タイムの平均順位を見れば分かります。平均順位よりも良ければ「出ている」、悪ければ「出ていない」といったモーターの仕上がり判断ができるわけです。

