2024.03.06

舟券新発見!女子戦初日1番時計の選手を追え

「スピードクイーンメモリアル」新設で女子戦の1着タイムが早くなった

 2024年度から「スピードクイーンメモリアル」というタイトルのGⅠレースが新設されることになりました。2025年2月に浜名湖で開催されます。各レース場の1番時計を出した選手に優先出場権が与えられます。そのせいもあって女子レースで1着を走る選手が、2着を大きく引き離してゴールするシーンを多く見かけるようになりました。
 ボートレースはモータースポーツなので、タイムもモーターの性能判断の材料になります。初日に1番時計を出した選手は、他の選手よりもモーターの仕上がりが早いというとらえ方をすれば、立派な舟券作戦の材料になります。実際に初日に1番時計をマークした選手が、どういった成績を残しているか調べてみました。

●2024年女子戦初日1番時計選手の節間成績
01/04~01/09 尼 崎 オールレディース
樋口由加里   初日1番時計1.48.9 ①⑤④①①②③③準2優6
01/15~01/20  津 オールレディース
浜田亜理沙   初日1番時計1.47.3 ①①①②①③②①②準1優6
01/21~01/26 多摩川 ヴィーナスS第18戦
長嶋 万記 初日1番時計1.47.1 ①⑤①③①②②準1優2
02/08~02/13 戸 田 ヴィーナスS第19戦
黒澤めぐみ   初日1番時計1.48.3 ①④①④④失②④②③
02/14~02/19 唐 津 ヴィーナスS第20戦
西橋 奈未   初日1番時計1.51.3 ①⑥③③③②⑤①③準4③選2
02/02~02/07 児 島 オールレディース
守屋 美穂   初日1番時計1.46.6 ①①②①②③①③準1優1
0220~0225 びわこ レディースオールスター
浜田亜理沙   初日1番時計1.47.2 ③①②③③②準4①選6

オールレディースは初日1番時計をマークすると優出

 2024年1月から2月までの女子戦の初日1番時計をマークした選手を調べると、オールレディースに関しては、すべて優出しています。少なくとも準優までは高い確率で着絡みをしているのがわかります。シリーズを通じて誰を追い続ければ良いかについて、大きなヒントになります。レディースオールスターで中盤から5連勝で優勝した渡邉優美は初日ドリーム戦で6号艇でした。初日に4着からスタートしてので1番時計は出せませんでした。しかし、3日目の後半レースで、浜田を上回る1分47秒0をマークしてから1着ラッシュでした。女子戦に限っては1着タイムがかなり重要だということです。