2023.03.04
読まれた捲りの舟券は二段構え
読まれた捲りの舟券は二段構え
男子選手の菅章哉や佐藤大佑、女子選手の高田ひかるや堀之内紀代子のように伸び型仕上げにして捲りしかやらない選手がいます。一般戦を走れば強気に捲って1着を取ります。スタートが五分でも、スタートしてからの伸びが違うので、1マークでは他の選手よりも前に出て捲ります。舟券は捲る選手を1着軸にして、その外側の選手を2着か3着で流しておけば十分です。1コースに人気が集まる最近のレースだけに、セット券になっても中穴です。しかし、SGやGⅠになると他の選手がモーターを出してくるので、1マークまでに完全に抜け出すとはいきません。どうしても同体に近い形の捲りになるので、ターンが流れ気味になります。決まればセット券ですが、マークした選手に差されると2着か3着です。下手をすると着外落ちです。捲り専科の選手がいれば、捲りが決まるケースとマーク差しが決まるケースを考えた二段構えの舟券が必要です。それもかなり網を広げないと的中できません。芦屋周年ではこうした考え方をしないと、舟券は当たりません。