2022.10.14

逃げそうで逃げないベテランの1コース

逃げそうで逃げないベテランの1コース

 一般戦でA1級が1号艇にいるレースなら舟券の組み立ては簡単です。前付けやモーターに不安がない限り、1コースからの逃げが決まります。しかし、準優日の前半のレースだと、後半走で準優に乗るA1級が中枠か外枠に回されます。1号艇で1コースを取るのはベテランのB1級が多くなります。準優組がスタートで無理をしないのは読めるので、B1級の逃げを期待したくなります。B1級のベテランにしても、せっかくもらった1号艇なので、そのチャンスを活かしたいところです。スタート展示もタッチに近いスタートです。舟券を買いたくなります。
しかし、いざレースが始まると期待したほどのスタートを行かず、若手の捲りに沈められます。仮に1マークを先マイしたとしても、ターンのスピードがないので、2マークで逆転を許します。1コースの時だけ数字も持っているB級選手がいます。そんな選手なら1コースからの逃げを期待しても構いませんが、1コースの数字のない選手は、オールB級の同格戦でしか勝てません。数字の裏付けがなければ過度の期待をしない方が良いようです。