2025.11.28
過度の競り合い期待は破滅の道
舟券で高配当が飛び出すパターンがあります。一番多いのは1コースが敗れるケースです。敗れるといっても、捲られるか差されるかです。捲られるのはスタートの決まっている選手かスタートしてから伸びる選手に限定されます。そのため高配当といっても「超」はつきません。超がつく高配当は人気薄の差しです。攻める選手と1コースに入った選手が1マークで競り合うケースです。このときに人気薄の差しが決まります。「捲りの外は宝の山」という格言があるほどです。こうした展開で何回か超高配当を取っていると、毎レースのように競りを期待するようになるものです。高配当の魅力には逆らえません。しかし、1マークの競り合いはいつも起きるものではありません。1コースよりも1マークで前に出る選手がいないと競り合いは起きません。競りが起きる可能性のあるレースが1日の内に何回あるかです。競り合いばかりを期待しすぎると当たる舟券が当たらなくなります。

