2018.06.13

部品交換は整備士の許可がいる

モーターの部品は約400点あるといっても、交換できる部品は限定されて
います。モーターは1年間使用して、その後は廃棄処分されるため1年間性能
が維持できるようにしています。部品を削ったり、加工することは禁止です。
悪い部品を見つけ、良い部品と交換するだけです。新品の部品がかならずしも
良いわけではなく、中古の部品に交換する場合もあります。
部品交換をすると「部品交換情報」として公表されます。大きな部品を交換
するのは、それだけモーターが出ていないということなので、直前の展示航走
などで部品交換の効果があったかどうかチェックする必要があります。
交換できる部品は
ピストン、リング、キャブレター、ギヤケース、電気一式、クランクシャフ
ト、シリンダーケース、キャリアボデーの8種類です。これにプロペラ交換が
加わります。
部品交換は整備士さんの許可がなければできません。プロペラ交換は破損し
た場合に競技委員長の許可をもらって新プロペラに交換します。