2024.12.04
風が吹いたらベテランの勝率上位
12月に入ると季節風が強くなります。競走水面が南北にレイアウトされているレース場が季節風の影響を受けます。防風ネットや防風壁を設置しているといっても、東京ドームが3個も入るような広い水面では防風効果は限定的です。季節風は北風なので、桐生のように1マークが大きく荒れるレース場もあれば、津のように2マークが荒れるところもあります。いずれにしてもスタートやターンに影響してきます。波立った水面だと全速で攻めるとボートが暴れて事故の原因になります。ボートを安定させなければならないので、レバーを落とし気味にしてターンをするしかありません。減速しすぎると波に負けて前に進みません。落とし具合については経験の差が出てきます。荒れた水面の経験が少ない若い選手が勝てなくなります。ベテランのA級なら荒れた水面の対応力を持っています。滋賀、徳島、岡山支部に波に強い選手が多いようです。