2022.02.10

2月は地区選の季節、舟券は風を読め-2

2月は地区選の季節、舟券は風を読め

 2月は季節風の強い季節です。競走水面が東西の方向に向いているレース場は、北西の季節風が吹き、安定板を装着してレースをする日もあります。静水面なら実力勝負、モーター勝負になり、SG実績のある選手が勝ち上がり比較的本命で決着します。
 季節風が強く吹くと、強風時のレース傾向が結果に反映してきます。選手相場も崩れるので中穴が出やすくなります。地区選後半戦3場のうち、一番季節風の影響を受けやすいのは常滑です。新スタンドに合わせて防風ネットを30mの高さにしましたが、効果があるのはスタートから1マークまでです。2マークの逆転劇が多くなるのは、これまで通りなので網を広げた舟券が必要です。

●常 滑・東海地区選手権(2月11日~16日)

強い向風は4コースの出番

コース 1着率 2着率 3着率
1コース 45.3% 21.4%  6.0%
2コース 13.6% 27.1% 16.9%
3コース 14.7% 21.6% 19.0%
4コース 14.7% 14.7% 25.0%
5コース 10.6%  9.7% 20.4%
6コース  2.7%  7.3% 14.5%
※集計BoatAdviser 常滑ボート過去2年間 向風6~10m

 向風が強くなると1コースが勝てなくなります。通常だと57%もある1コースの1着率が45%にも下がります。1コースの3着率はわずか6%しかなく、強い向風が吹いたら1コースの3着はなしと思っても良いでしょう。1着率がアップするのは4コースです。2着率変わりませんが、3着率もアップです。4コースが1着になったときの出やすい出目の中に④⑤⑥が入っているのも向風の強いときの傾向を表しています。
・狙い目 ④②①、④①⑥、④③①、④⑤⑥、④①⑤
・近況好調機 8、12、34号機