３連単で１０万円を超える高配当が連日のように飛び出しています。昨年の
同時期と比較すると２０％増しです。グランプリに出場した選手が簡単に負け
るので超高配当になるのです。いくら知名度があっても、ボートにはモーター
抽選もあれば、展開もあります。５０００番台の新人が見えないところからス
タートを決めてくれば対応できません。
ここまで超高配当が飛び出しているのなら、舟券を買う前に「本当に大丈夫
なのか」といった検証が必要です。理由にならないレースもないわけではあり
ませんが、舟券の見落としも多いものです。

１コースが勝つには条件が必要

１コースが勝つには、２コースの壁があり、４コースが攻めないという前提
が必要です。それが崩れるようなら、１コースが勝つパターンと負けるパター
ンを準備しておかなければなりません。「ボートレースは純粋なスポーツでは
なく、配当を出す競技」だと割り切って高配当への準備を怠らないようにして
ください。
超高配当の出目の特徴は、④⑤⑥のボックス目ではなく、スロー勢の絡みが
多いことです。叩かれて消えるはずのスロー勢が２、３着に残るパターンで
す。先入観を持たずに展示航走をみれば、「大差なし」のレースもあります。
そんなときに、「この選手ならなんとかしてくれる」という根拠なき舟券を買
うのはリスクがあります。「選手は平気で期待を裏切る」もボートレースの真
実です。