2018.12.24

4444桐生 順平(埼玉・32歳)

昨年のグランプリをインから逃げを決めて優勝しました。今年は3月蒲郡周年で優勝していますが、4月唐津周年の準優Fにより、GⅠで走る機会が減って獲得賞金を上積みできませんでした。スタート勝負をせずにターンで勝負するタイプだけに、SGで1着を並べることは少ない選手です。コース別では1コースは1着型、2コースは苦手意識がありましたが、最近は好成績を残しています。3コースは全速で攻めて上位着に絡んできます。4、5コースのダッシュに回ったときは、1着か着外といった走りになります。攻めも中途半端になります。人気になっていたら「外し」で高配当ゲットも考えてください。

グランプリは一番のレース

「グランプリを獲って、何か変わるかなと思っていたけど、周りの反応が変わっただけで、僕自身は何も変わらなかったです。結果は最高でしたけど。この1年は、良い意味でも、悪い意味でも、何も変わらずです。グランプリを勝っても、すぐに次の1年が始まって、グランプリはまた目標になります。その繰り返しです。

ただ、クラシックを優勝したときはやっぱり違います。最高峰のレースを勝てたという実感が湧くし、黄金のヘルメットの重みも感じました。今となっては、グランプに行くために、ほかのSGを勝つという感じになっています。僕にとってグランプリとは、やっぱり一番のレースですね」

 

逃げ=22回 捲り=5回 捲差=8回 差し=11回 抜き=回