2019.01.27
4760山崎 郡(大阪・29歳)
昨年は8回GⅠに出場しましたが、予選通過は地区選の1回のみでした。ロードレースからボートの世界に入った選手だけにスピードに対する免疫はあるはずです。17年には桐生でGⅠ優出もしています。それでも松井、太田、田中になかなか追いつけないのは、レースの組み立て方にあるようです。デビュー当時は攻撃的な走りをしていましたが、最近は捲りと差しが半々です。師匠は丸岡正典です。
成績の傾向は、インを取ったときは早く1着型、2コースは苦手意識があって1着が取れません。3、4コースになると攻撃的な走りができようになり成績も安定してきます。最近の平均スタートがコンマ18と早くないので、捲りに頼るよりも捲り差しのレースになっています。
ソツのないレースが持ち味
「自分では何でもできるオールマイティーな選手だと思っています。レース展開は事前にシミュレーションするときもあるけど、基本的にはスリット隊形を見て判断するようにしています。ソツのないレースが持ち味ですね。
その為に何か、特別なことをしていることはないですよ。つねに勝つためにやっているだけで、ここで『こんなことをやっています』って言っているようじゃダメ。レーサーとして成長するために、最低限のことをやっているだけです。
明確な目標は設定していないけど、いまは自分が納得できるレースができるように頑張りたいです。この世界は結果が全て。努力した分だけ結果として返ってくるので、やりがいがあります。ファンの人に信頼されるレーサーになりたいです。ボートレースの好きな所は、やった分だけ結果で返ってくるところ。目標の選手は正直、いません。ただ、上のレベル(SG)で活躍している方たちに追いつきたい気持ちはあります」
逃げ=14回 捲り=6回 捲差=5回 差し=5回 抜き=2回
今週の出走予定
GⅢ下関ルーキーS=1月25日~30日