2023.09.04
S展1コース遅れは波乱の予感
S展1コース遅れは波乱の予感
ボートレースの初期に固定スタートを試みたレース場がありました。徳山ボートは固定した木枠の中にボートを入れて同時発艇していました。徳山ボートの旧スタンドにその当時の写真があります。徳山ボートの歴史を検索すると同時発走機によるスタートの写真が出てきます。桐生では吊り下げ式の同時発艇装置を使ったレースをやっていました。しかし、いずれもすぐに廃止になっています。桐生で固定スタートが廃止になったのは、良いモーターが毎回1マークを先取りするので、配当面の魅力がなくなったからだと聞いたことがあります。今は、すべてフライング方式のスタートです。この方式だとフライングが起きる危険性があります。それを防ぐために何度もスタート特訓をしています。早朝特訓の他に、2レース前に2回スタート特訓をやっているレース場が多いようです。実戦前のスタート展示の前に何度もスタート特訓をやっているのにスタート展示で遅れるのは、遅れるだけの理由があるからです。考えられるのはモーターの調整ミスです。スタート勘を修正できないケースもあります。それを考えた舟券が必要です。