2024.06.27
SGは機歴頼りを捨てろ
尼崎で開催されているグラチャンはセット整備をする選手が目立っています。モーターは1年で新モーターに切り替えますが、好成績を残したモーターを何基が取り置いておきます。新モーターになってから部品交換が解禁になってからセット整備が出てきます。一般戦では事故でもない限りありませんが、SGになると出場選手がパワー劣勢だとモチベーションが上がりません。そのため現状では不満がある選手が思いきった整備をします。それがセット整備です。前年の取り置き部品のピストン2本、リング4本、シリンダーブロックを取っ替えるのです。それまでとは違うモーターになります。機歴重視の舟券作戦で「前回は動いていなかった」といった考えは無意味になります。
ただし、シリンダーブロックは交換できてもクランクケースは交換できません。もしここに問題があるのなら、セット整備をしてもモーターが良くなることはありません。いずれにしても、機歴よりも直前気配を重視した舟券が必要です。