2023.10.07

江戸川の展示航走で対岸を走るのは時代遅れ

江戸川の展示航走で対岸を走るのは時代遅れ

 江戸川ボートの展示航走を見ていると、バックで対岸ギリギリに走る選手を見かけることがあります。1マーマで大きく流れたので対岸寄りを走っているのかと思われますが、それなりの理由があるからです。江戸川ボートは堤防の耐震化のために2年近く休催しました。その時に川底を掘削して水深を下げました。それまでは浅瀬と深場があり、浅瀬の方が波立つことが少なかったそうです。江戸川ボートの手前で中川が湾曲しており、バック側に上流からの土砂が溜まり浅瀬になっていたのです。そのことを知っている東京支部のベテラン選手が、波立った本番レースで対岸ギリギリにボートを持ち出していたのです。波浪水面が悪戦苦闘する遠征選手を東京支部のベテランが抜き去っていました。今でも周回展示で対岸寄りを走っているのは、その頃の記憶が残っているからです。
 10月7日から江戸川ボートで3Daysです。