2024.07.08

第6回全国ボートレース甲子園=津 勢力図 

実力差が大きく、番組作り一つで配当が変わる

 過去5回のボートレース甲子園で、優勝戦まで乗った都道府県は19です。最多は佐賀と福島の3回。佐賀県には峰竜太、福島県には桐生順平がいるのが関係しています。選手数が多いのに優勝戦に乗っていないのは、東京、大阪です。高校野球では東京、大阪は出場校が多いのに対して、ボートレース甲子園は出場者は同じです。そのため高校野球のボートレース甲子園では勢力図が違います。
 今回のボートレース甲子園の出場選手は、A1級38名、A2級8名、B1級6名と実力差の大きな大会です。こうした大会では実力選手が1号艇に入ったレースは本命サイド、外枠に入ると惜敗して高配当が飛び出します。開催日の番組作りによって配当傾向がはっきりと出てきます。

●第4回ボートレース甲子園=尼崎
 配当分布  1日 2日 3日 4日 5日 6日 合計 全体比
100~ 990円 2 0 2 0 3 3 10回 13.9%
1000~1990円 1 8 4 1 3 4 21回 29.2%
10000円以上 4 0 0 3 3 1 11回 15.2%

●第3回ボートレース甲子園=下関
 配当分布  1日 2日 3日 4日 5日 6日 合計 全体比
100~ 990円 0 3 2 0 2 1  8回 11.1%
1000~1990円 5 4 5 1 3 2 25回 34.7%
10000円以上 1 1 0 5 3 3 13回 18.0%

 第4回=尼崎、第5回=下関の開催日別の3連単配当分布を調べると、傾向が読めます。準優進出をにらんで実力選手が勝ちやすい番組が多くなる3日目は3桁配当や1000円台の配当が全体の半数を占めています。3連単の万穴は出ていません。4日目になると準優出勝負駆けの選手が一発を決めてくるので本命決着がありません。万穴の出現回数が多いので、波乱を想定した舟券作戦が必要です。B1級はモーター運に恵まれても、1着を取るケースはないものと思って構いません。