2024.08.25

選手のレベルが上がればモーター次第

 SGで優勝した選手の次走成績を以前紹介したことがあります。オーシャンで茅原悠紀が優勝しましたが、次走の芦屋周年で予選落ちです。クラシックの毒島、オールスターの定松も次走のGⅠで予選落ちです。グラチャンで優勝した土屋は次走が児島の一般競走だったので優勝ですが、これは相手のレベルが違っていたからです。A1級でもSGやGⅠでつねに走っている選手は、高いレベルで技術的な差はありません。選手自身のコメントを読めばわかることです。敗因のコメントで「腕で負けた」とコメントする選手はいません。モーターの仕上がり次第で強く見えたり、弱く見えたりするのがボートの選手です。同じようにハンドルを切り、レバーを握っても、ターンの航跡は変わります。総合的なレスポンスの良さはモーター頼りなのです。A1級に限っては、選手の好き嫌いを作らないのが舟券の基本です。