自信過剰と喪失は舟券の敵

　舟券はテンポの早さが売りです。いつでも、どこでも舟券が買える時代になので、ついつい数多くのレースに手を出してしまいます。口では「レース場を選べ、レース場を選べ」と言っておきながら。あれもこれもと手を広げているのがボートのお客さんです。中には審議による降着制度を導入しろという人もいますが、それば競馬のお客さんです。ボートでそれをやると不満の方が高まるでしょう。テンポ良く数買うから当たったり、外れたりするのです。
　数買っておけば、リズムのようなものがあって、たまに当たり続けることがあります。一方、これがほとんどですが、まったく当たらない時もあります。当たれば当たったで自信過剰になり、もっと舟券を買いたくなるものです。外れ続けると自信喪失になり、買わなくても良い舟券まで手を出してしまいます。どちらも結果は見えています。勝っても負けても買いたくなるのがボートの舟券です。