2023.10.15
旬レーサー 長田 頼宗(東京・38歳)
4266長田 頼宗(東京・38歳)
初日に部品交換があるかどうかで節間成績が決まる
2022年から東京支部長を務めています。グランプリSをはじめ、すべてのグレードで優勝歴を持っています。GⅠで走るようになり、師匠の齋藤仁の何事もにもつけて諦めない姿勢を学んできました。モーター本体から整備をすることが多いのも、諦めない姿勢の表れです。やまと養成所では、馬場貴也が同室ということあって、馬場からもも常に刺激を受けています。
最近の着順傾向を知る上で参考になるのがモーター整備です。シリーズの序盤で部品交換をしていなければ予選をオール3連対で通過します。部品交換があると中間着を取るレースが増えてきます。ただ、一般戦で走る機会が多く、SG、GⅠは1コースでしか1着が取れていません。
多摩川開催のオールスターにつながる走りをする
「近況は調子の浮き沈みがなく、少しずつ地力は上がってきているかと感じています。年齢的にもこれからが、選手としての体力やメンタルがピークになってくると思っているので、その段階に向けて、勝率も上がってきているのは良いことだと思います。
ただ、課題もあって、優勝戦に進めても6着で終わることが多い。モーター出しが足りていません。良いモーターが引けた時はさらに引き出せるよう、逆に悪いのを引いても平均的くらいに仕上げたいです。
僕は多摩川で育ててもらいましたし、気合が勝手に入ります。静水面ですし、スピードが速いレースになるので、外枠で上位着を獲って、準優勝戦を内枠で乗れるかが大事になってきます。多摩川で優勝している時は、いつもこのパターンです。多摩川で記念を獲ることが選手としての目標の1つです。ここで印象に残るレースをして、来年のオールスターに投票してもらえるよう頑張ります」
(マンスリーBOATRACEより抜粋)
●1着決まり手(過去6ヵ月)
逃げ…25回 捲り…6回 捲差…8回 差し…3回 抜き…5回
※出場予定…GⅠ多摩川周年=10月15日~20日