第２６回チャレンジカップ　トピックス

グランプリ２ｎｄへジャンプアップは優勝条件

　チャレンジＣはグランプリの最終選考レースです。森高一真のようにチャレンジＣで優勝したにも関わらずグランプリに出場できない選手もいました。今は併設されるＧⅡレディースＣに女子選手が２０名出場するようになり、森高のような例はなくなりました。ただし、これまでの獲得賞金のこともあり、グランプリ２ｎｄに出場できる選手は限られています。チャレンジＣは、グランプリ２ｎｄとグランプリ１ｓｔの出場権を懸けたＳＧととらえた方が良いでしょう。それぞれボーダー獲得賞金を想定して、出場選手の目標を考るのが正解です。チャレンジＣの優勝賞金は昨年よりも１００万円アップして３４００万円です。

●グランプリのボーダー獲得賞金
年 ２ｎｄ（６位） １ｓｔ（１８位） グランプリＳ（６０位）
２０２２年 ８６００万円 ６４０９万円 ３９９５万円
２０２１年 ９５９５万円 ６７５８万円 ３９１２万円
２０２０年 ９３７９万円 ６６７０万円 ４００６万円

　今年度からＳＧ、ＧⅠ、ＧⅡの優勝賞金がアップされており、過去３年のボーダーよりも高くなるはずです。選出除外の選手の中に獲得賞金が１億円を超えた石野貴之がいます。峰竜太、馬場貴也、磯部誠が１億円をクリアしているので、ボーダーは１億円になるでしょう。１ｓｔの方は７０００万円が必要です。グランプリＳはチャレンジＣに出場しておけば大丈夫です。
　想定されるボーダー獲得賞金から現在の獲得賞金を逆算すれば、枠番を含めた目標金額がわかります。

●過去５大会のグランプリへジャンプアップ選手
大会 競走場 選手名 直前順位 ＣＣの成績 ＧＰ選出順位
２１回 芦　屋 赤岩　善生 １９位 優出５着 １３位
馬場　貴也 ４２位 優勝 　９位
２２回 桐　生 賞金１９位からのジャンプアップはなし
２３回 蒲　郡 岡崎　恭裕 ３０位 優出２着 １６位
２４回 多摩川 瓜生　正義 １９位 優出２着 １２位
辻　　栄蔵 ２９位 優勝 　８位
２５回 鳴　門 深谷　知博 ２５位 優勝 　５位