2024.03.03
3が下手なら2コース差しが決まる
航法のルールが厳しくなってから、2コースが勝てなくなったと言われています。スタートしてから早目に内側に絞るのは「内側艇保護違反」で不良航法を取られます。事故艇が出ると妨害失格になるケースもあります。一方、外側へ張る走り方は、「スタート後ゴールインするまでの間、他のモーターボートと接近して並行している場合は、そのモーターボートに向けて転舵してはならない」に抵触するので、これも不良航法、妨害失格の対象になります。そのため2コースの選手が「外を止めて差す」のが難しくなっているのです。3コースに全速で攻めるような選手がいると、差しに構えると全速で浴びせかけられます。航跡にはまって大敗です。ただし、3コースの選手に差し癖のあるような選手なら余裕をもって差しに構えることができます。角度を持った差しになるので差し切りが可能になります。