出目で買っていては進歩なし

　左回りのワンパターンレースがボートレースです。同じことを繰り返しているので、出目は偏りがあります。１コースの１着率が５０％を超える最近のレースでは、出目で１号艇が数多く絡むのは仕方がないことです。しかし、出目に偏りがあるからといって、毎日のように１コースが１着になるレースが半数あるかと言えば、それはありません。長い期間をならした上で、１コースの１着率が５０％になるだけです。１日に１コースが１１レースも決まる日もあれば、１コースの逃げが１レースのみといった日もあります。大きな流れで出目の傾向は読めても、直前のレースがデータどおりになるとは限りません。出目頼りの舟券は当てるときもあれば、裏切られることもあるわけです。一つ一つのレースに向き合って、その上で買うべき舟券を決めないと、いくら経っても舟券作戦の進歩がありません。