2024.07.11

デイ、ナイターは前半混戦、後半本命

 1960年代に国が公営競技全般に制限をかけたことがありました。長沼答申は「射幸心の加熱をさげるとともに、競技場における紛争を防止する見地から『重勝式は廃止する』『単勝、複勝式を中心として連勝式はこれを制限すること』『連勝複式を採用すること』というものでした。長沼答申を受けてボートレースは1R~6Rを2連勝複式、7R~12Rは2連勝単式にしていました。10R制では1R~4Rが2連勝複式でした。2連勝複式だと配当が付かないこともあって、少しでも配当が上がるように混戦番組を組んでいました。後半は主力が出場するレースで、本命決着が多かったようです。その流れは今でも踏襲されています。モーニングは前半にシード番組を作る関係で、前半と後半の傾向が変わりますが、デイ、ナイターは前半混戦、後半本命です。この傾向に逆らうと当たる舟券も当たらなくなります。