2018.07.30
オールB級戦は出たとこ勝負
シード番組の影響でB級選手が苦戦を強いられています。若手の勝率が上がらず、そのまま引退に追い込まれるケースも目立つようになりました。そうした弊害をなくすために一般競走ではオールB級戦を組むレース場が増えています。いつもは負け組に回っているB級選手でも1着を取れる可能性があるレースがあるので、全体にスタートが早くなります。とりあえずスタートだけを決めていれば勝つチャンスがあると考えた選手が1着を取ります。スタート展示で0台に近いスタートを決めていれば、本番でも自信をもってスタートを決めることできます。かなり前のことですが、住之江では1RをオールB級戦で1回走りにしていました。3着までに入ると翌日は2回走り、4着以下だと1回走り。中にはオール6着で6回しか走れない選手もいました。ただ、およそB級選手とは考えられないような早いスタート合戦になって、スタート事故も多かったように思います。あまり追い詰めると期待したこととは別の結果も出るということです。