2018.10.20

江戸川の展示航走の見方

●展示航走

ボートレース江戸川では、本番レース前に行われる展示航走は必見です。展示航走はデモンストレーション航走です。スタート展示と周回展示があります。
・スタート展示
スタート展示では、本番を想定したコース取りとスタート勘をつかむための走りになります。
1 スタートをするときの起こしがスムースか
2 スタートが決まっているか
3 スタートをしてからの伸びがどうか
といったところに注意を払います。
スリットラインでは遅れていても、1マークに行くまでに他の選手に追いつくような選手がいれば、要チェックです。
水面が荒れていると、スタート展示で1マークのはるか手前で減速する選手がいます。転覆などを防ぐといった意味もありますが、波が苦手な選手が多いようです。本番になって積極的な攻撃をしない場合もあります。評価を下げても良いでしょう。

・展示航走
流れがあれば、1マークと2マークを同じ感覚でターンすることができません。下流から上流へと流れる「上げ潮」では、1マークは初動位置を早めに、2マークは遅れ気味にハンドルを切らなくてはなりません。両方共、うまくターンマークを外さずにターンできている選手がいれば、「江戸川の走りを知っている」と判断できます。
スピードをつけたターンをする選手も評価できます。つねに水面が波立っているボートレース江戸川では、どうしてもターンが慎重になるものです。攻撃的なターンができるというのは、ターンに対する安心感があるからです。 水面が荒れると、モンキーターンをしているかどうかで判断もつきます。ボートに座ったままでターンをする選手は波に対する対応力に欠けるので、スピ
ードを落としたターンをする選手が多いようです。