2026.08.07

にわかチルト3度に一発なし

 準優勝戦のような勝負どころで6号艇になった選手がチルト3度にして走ることがあり
ます。チルト3度だから一発決めてくれるのではと期待を持ちますが、ほとんど一発が決まりません。チルトはモーターの取り付け角度を変える金属板です。チルトを跳ねれば伸びがつくと言われていますが、最速になるまでの時間がかかるというリスクもあります。そのため、チルト3度にした選手は十分な助走距離を取り、全速でスリットを通過しなければなりません。阿波勝哉がチルト3度で活躍していた頃は、「150m標識に大時計があると思って、そこから全速でスタートをしたいた」そうです。全速でスタートをすることが伸びる前提条件です。いつもチルト3度にして走っている選手ならスタートのやり方がわかります。しかし、にわかチルト3度だと定時定点が変わるので、自信を持ったスタートが決まりません。慎重なスターとになるので、スタートをしてからの伸びが来ません。一発を期待したくても結果に裏切られます。