2022.09.25

優勝戦はオール3連対の選手を狙え

優勝戦はオール3連対の選手を狙え

 「昭和のボートレース」という言葉をたまに聞くことがあります。どんなレースだったかと言えば、捲りが決まっていた時代です。1コースの1着率が30%を超えれば「1コースが強い」と言われていました。スローにするとモーターがエンストするので、無理に1コースに入る選手は限られていました。そんな選手が前付けするので、コース取りもつれていました。
 スローにした時のエンストが解消したのは、ジネンオイルを使うようになってからです。宮島ボートが牡蠣の養殖に影響を与えないようにと導入しました。これでスロー時のエンストが減り、スロー発進の加速も良くなりました。誰もが心配なく1コースに入れる時代になったのです。枠なり進入が増える要因になりました。出足を重視したモーター調整が主流になり、どのコースからレースをしても大敗をしない選手が好調な選手になりました。優勝戦の力関係を読むときは、大敗をしないオール3連対の選手に注目してください。