2020.07.27

弱い選手ほどターンマークに寄りたがる

弱い選手ほどターンマークに寄りたがる

ボートレースは1周600mのレースコースを3周回して着順を競います。水泳や陸上競技の短距離のように入るコースを決められているわけではなく、1マークと2マークを順次周回するだけです。3周の距離が1800mといっても、厳密に1800mの距離を走っているわけではありません。ターンマークを外すので、1850mか1900mくらい距離オーバーして走っているはずです。選手の中には経済コースがゴールに一番近い距離だと勘違いしている選手もいます。ベテランに多いようです。そうした選手の特徴は、ターンマークに早く寄りつこうとします。追いかけている側からすれば、動きはすべて見
えます。「どうせターンマークに寄りついたところでレバーを放って小回りするだけ」と手の内を読まれています。全速で攻められると小回りをしても引き波の中に入って動けません。先行艇がいれば、ターンを回ったところに引き波が残っています。いずれにしてもターンマークに寄りついて良いことはありません。周回展示でそんな気配を感じられるベテラン選手がいれば、舟券の対象から外してください。